悪魔のようなアナタ ~with.Akito~
灯里の言葉に晃人の目がきらっと鋭く光った。
しまった、と灯里は青ざめたが既に遅い。
「話せ、灯里」
晃人の真剣な瞳がじっと灯里を覗き込む。
――――この瞳を前に隠し事などできない。
灯里は観念し、あったことを掻い摘んで話した。
そして、一通り聞き終えた後。
晃人はじっと灯里を見つめた後、灯里の腰をぐいと抱き寄せた。
息を呑む灯里の耳に、晃人が囁く。
「なぜ素直にそう言わない?」
「……」
「お前には、お仕置きが必要だな?」
甘く掠れた声が灯里の耳を溶かす。
お仕置きって……。
と思った瞬間、晃人の腕が灯里の体を俯せにしてシーツに押し付ける。
そのまま後ろから腰を抱え上げられ、膝を割られる。
「あっ、……やっ、ぁあ――――っ!」
後ろから胸を揉みこまれ、潤んだ部分に灼熱が突き刺さる。
突然の強烈な快感に無意識のうちに逃げようとするが、晃人の腕がしっかりと体を固定しているため逃げられない。
溶けそうな快楽が灯里の全身を包んでいく。
灯里は晃人の腕の中で、朦朧としたまま快楽に身を委ねた……。