君が好き。


家に帰った俺達は暇だったから俺の家で夏休みの宿題をすることにした。



「ちょっとのみもんもってくる。」



「うん、ありがとう。」



俺は自分の部屋からリビングに行ってジュースをついだ。



「なーな………寝てる。」



ジュースをもって自分の部屋に入ると俺のベッドに寝てる奈々。



男の部屋で寝るか?普通………。



「はあー。」



俺は小さなため息をついて奈々の隣に座った。



奈々の髪に自然と手が伸びる。



こいつの髪さらっさら………



「んっ………」



奈々は俺とは逆の方向に寝返りをうった。



あ………とまんね。




もう、奈々のせい。



奈々のせいだかんな。



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