真夏の海のシンデレラ
リエは寝息をスースーとたてながら寝ている。
私は仕方なくオイルを取り出して、体に塗り始める。
「背中にオイル塗ってやろうか?」
背後から聞こえたその声に、またナンパかよ、と思いつつ、
「結構で・・・・・す・・・」
サングラスの向こう側にいる人は、そこら辺のナンパ男じゃなく、まさに私の大好きな人だった。
「貸してみ」
と、私の反応を無視して彼はボトルからオイルを自分の手に出して、
「ほら、うつ伏せになって」
と言ってきた。
私は仕方なくオイルを取り出して、体に塗り始める。
「背中にオイル塗ってやろうか?」
背後から聞こえたその声に、またナンパかよ、と思いつつ、
「結構で・・・・・す・・・」
サングラスの向こう側にいる人は、そこら辺のナンパ男じゃなく、まさに私の大好きな人だった。
「貸してみ」
と、私の反応を無視して彼はボトルからオイルを自分の手に出して、
「ほら、うつ伏せになって」
と言ってきた。