真夏の海のシンデレラ
お昼までは寝転んでリエと、彼の事をずっと話してた。



私は彼に告白する事を決意した。



そして、十二時をまわった頃、


「じゃ、そろそろご飯行く? お腹減ったし~」


と言うリエと二人、海の家へ向かった。


中に入ると人がたくさんいて、中々席に座れそうにない。


「やっぱ昼時は避けた方が良かったかもね~」


と言いながら席を探そうとしているリエをよそに、私は彼の姿を探していた。



そういえば名前・・・・聞いてない・・・・・


と思っていると、


「こうじ! 三番に焼きそば二つ運んでくれ!」


その声にはい!っと言って焼きそばを運んでいたのは彼だった。



こうじって名前なんだ・・・・・・



かっこいいな・・・・・・



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