真夏の海のシンデレラ
車内には、私達のキスをする音が響いている。


私は、ものすごくいやらしいと思った。


まだ私たちはキス以上の事をしていない。


処女じゃない。でも、まだ浩二とは早い気がしていた。


でも、お酒って不思議。


浩二とこれからする事を、私の体はすごく楽しみにしていた。



「浩二っ・・」


自分のいやらしい声は、私じゃない誰かが言っている様だった。


「ヒナ・・・好き・・・・」


浩二のキスは痛いくらいになっていた。


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