真夏の海のシンデレラ
どうしよう・・・今が絶好のチャンス・・・



彼が戻ってきたらちゃんと言わなきゃ・・・・



でも、私の事・・・・・覚えてるかなぁ・・・・?



そんな事をずっと考えていると、彼が戻ってきた。



「お待たせ~」



「あ、ありがとうございます! い、いくらですか?」



「いいよ!かわいい子にはサービス!」



「え、で、でも、悪いです!」



小麦色よりも少し黒い顔を赤らめながらヒナは言った。



「ははは 君、見た目と違って謙虚なんだね~」




ガーーーーーーーーーーン・・・・・・・・・




落ち込むヒナ。
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