君の背中
後ろ姿


「すずーご飯行こ?」
今、私を呼んだのが唯一の親友。
矢田 茉莉 ヤタ マリ
可愛い系ってか、綺麗系。
『今いく~!』
茉莉との昼食は毎日の日課。
「今日は、何食べよっかな?♪
鈴は、何食べる?」
『え?鈴?鈴はねー、とりあえず
なんかの定食食べるかな?(笑)』
「カレーは??いつも、カレーじゃん」
『カレー飽きた笑 茉莉も定食食べよ?』
さーてと、定食食べにいきますか!
『茉莉、ダッシュ!』
「え!あいよー」

食堂混んでるし…
『今日、混みすぎでしょ。』
「あー恭輔先輩だ!混んでるわけだ」
『誰?知らんけど?』
「は?あんた知らんの?」
『知らんわ!』
「ったく、学校の王子だよ!」
『まーったく、しりませーん』
「ちょっと!恭輔先輩くるよ?」
「どーも^^」
「恭輔先輩どーしたんですか?」
「あー、鈴ちゃん?だっけ?」
『鈴です。んで、なんですか?』
「僕と、付き合って?」
『は?』
「好きってことだよ」
『茉莉、定食!』
「鈴!待って~!すいません先輩!」
「あー行っちゃった。ま、いっか妖笑」
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