同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
「……………………………」
………って言うかー…………
今、思ったんだけど何で春綺君があたしの番号知ってるわけ!?
今更、気付いた馬鹿なあたし。
あれ……あたし、本当に……いつ、春綺君に番号なんて教えたっけ??
ヤバい……全然覚えてない。
「あっ、あのさぁー……
何で、あたしの番号を春綺君が知っているの??」
「覚えてないの??
あの日、捺海ちゃんと連絡を交換したんだけどー……」
えっ??
そうだっけ……??
「ごめん、全然覚えてない」
すみません、ガチで記憶にありません。
「仕方ないよ、捺海ちゃん……
あの時、酔ってたんだし。
気にしないで」
やっ、優しい~~!!
「ありがとう、春綺君」
春綺君との会話で、ますます春綺君が優しい人なんだなっと実感する。
「いえいえ、
どう致しまして。
そう言えば、捺海ちゃん……明日、何か用事とかある??」