同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
後ろを向くと最低男の整った顔が目の前にあった。
び、びっくりしたぁ…
最低男は何も言わずただあたしの手元を見てお粥作りを見守る。
あの、別に見てるのはいいんだけど顔が近い!
あたしの腰には最低男の腕が回され最低男の顎は、あたしの肩の上に乗せられている。
なんか凄く緊張する…なんでこんなに近いのこいつ…!
本当に今日の最低男はおかしい。って言うか一番おかしいのはあたしだ。
最低男は熱でボケてるんだろうけどあたしは熱なんてないのに最低男に対してなんだかおかしい。
何だかやけに緊張して息が苦しくなる。