同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
「別に誰でもいいじゃん。あんたには関係のないことでしょう」
「ふざけるな、関係あるに決まってるだろ」
「え?」
普段なら「俺には関係ない」そう言うと思っていたあたしにとって最低男のその言葉はとても予想外だった。
「お前が誰と行くのか俺には知る権利がある」
確かに同居してるけどさぁ…
「お前は、俺の女だろ」
最低男の言葉にあたしの動いていた手が止まる。
俺の女ってー……
確かにあたしはあんたの女ってことになってるよ!?
でもーー……
「本当の女みたいに言わないでよ。あたし達は表向きだけの関係なんだから誰と会おうがあたしの自由でしょ!」