同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
まさか、もしかしてー……
俺はさっき見かけた人影がいた場所に急ぎ足で向かった。
段々と見えてくるふたつの影。
そこには春綺と捺海の姿があった。
辺りは薄暗いが街灯に照らされている二人の表情が良く分かる。
あいつ…あれだけ春綺といるなと言ったのに学習してないな。
そう思っていると春綺が俺の存在に気づいたのか目が合った。
すると春綺はなにか企んでいるような顔をしてにこりと笑う。