同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
危険すぎる同居
「ねぇ…まだ?」
あたしがそう聞くと最低男は運転をしながらあたしに応える。
「あと少しで着くから黙ってろ」
む、むかつく…この上から発言にイライラする。
こんな性格じゃ彼女なんて作っても直ぐに別れちゃうでしょうね。
車の窓から見えるキラキラと輝く街を眺めているとコンクリートだらけの薄暗い景色に変わっていた。
ん?着いたの?
「おいなにぼさっとしてんだ。早く降りろ」
「言われなくたって今、降りるわよ」
こんな自分勝手でわがままで偉そうで…仕事だってどうせ上手くいってるはずがない。