同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
「はぁ〜あったかい…」
湯船に浸かってリラックスしながら手脚を伸ばしお風呂場を見渡す。
お風呂場は当たり前に大理石。浴槽は広くて円形。大きな窓があり最上階ということもあり都会の夜景が凄く綺麗。おまけにジャグジーとテレビまで付いている。
あたし…とんでもない人に拾われた気がする。というかあんな最低な男と上手く暮らせるのかな。
最初は楽勝だと思ったけどあいつといると本当に疲れる。
侮れないな…最低男。あんな奴に負けてたまるか!
気合を入れたあたしはお風呂から出て濡れた身体をバスタオルで拭き身体に巻く。
ガチャーーー
…え?ガチャ?
ドアが開く音がし振り向くとそこにはー……
最低男がいた。
「「…………」」
「っ……ぎ、ぎゃあああああーー!!!!」
化け物を見たかような悲鳴をあげ直ぐに背中を向けしゃがみ込む。
な、なんで最低男がここにいるの?!