同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
「どうもすみませんでした」と気持ちがこもっていない棒読みで最低男に謝る。
だってあたしは、悪いことしたなんて思ってないし。元はと言えばこいつが餓鬼みたいなことをしたのが原因だ。自業自得。
「この俺様によく棒読みで謝れるもんだな。そんな奴にはお仕置きが必要か?」
おっ、お仕置き…前から思ってたけどいま確信した。こいつはSだ!ドSだ!!
「けっ、結構です…」
苦笑いをしながら一歩一歩、下がるけれど最低男は楽しそうな顔をして近づいて来る。
「遠慮することなんてない。寧ろ有り難くされるべきだろ」
いっ、いやあぁぁぁーー!!近寄んな!
やばい…これは逃げないと。あたし死ぬかもしれない。
「うわっ…?!」
いきなり肩を掴んできたと思ったらソファーに押し倒しあたしの頬をなぞるように触ってきた