同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
枕元に置いてあった最低男の携帯が鳴る。
「朝っぱらから電話かけてくんじゃねえーよ…殺すぞ…」
うわっ、機嫌わる。もしかしてこいつ寝起きはかなり面倒くさいタイプ?
「…あぁ、分かった。じゃあな」
そう言って電話を切ると「あーくそ。眠気覚めちまった」そう言って舌打ちをして起き上がる
「お前、今日どっか行くのか?」
「うん、まぁ生活に必要な物を色々と買いに行かなきゃいけないし」
そう言うと最低男は、財布からカードを出しあたしに渡した。
「これで買って来い」
ちょっと待って。これ10万は余裕であるよ…
「いや、さすがにこんなに…」
「別に普通だろ?そんなことより忘れてた。これ」