同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
「あいつは…一番愛していた人に裏切られたんだ」
裏切られた…?誰に?
「え、もしかして捺海ちゃん尚希から聞いてないの?…ごめんね、さっきのは聞かなかったことにしておいて」
「うん…」
あたしが返事を返すと春綺君はニッコリと笑い「ごめんね」と言い身につけている腕時計で時間を確認した。
「もうこんな時間か。捺海ちゃんそろそろ帰った方がいいんじゃないかな?」
そう言われて携帯を見ると時刻は23時を過ぎていた。
あたしは急いで上着を着てソファーから立ち上がった。
うっ、やばい。身体がふらふらしてる…
「じゃあ、あたし帰るね今日はありがとう~」