同居人はNo.1ホストー1ー213ページまで修正
あたしは足元をふらつかせながら春綺君に手を振りあるき出すとーー……
「捺海ちゃん送るよ」
そう言って春綺君は、あたしの腕を掴んで引き止めた。
「だーいじょーうだよ~ちゃんと帰れるから~」
「これのどこが大丈夫なの?足がふらついて…それにこんな夜中に女の子を一人帰るのは危ないよ」
「う~~ん…じゃーお言葉に甘えさせて頂きますっ…!」
あたしがそう言うと春綺君はホッとした表情をした。
「ほら、危ないから…」
春綺君はそう言ってあたしに手を差し出してきた。
「ありが…とう…」