鬼門センター
私が 公休で、
部屋にじっと
こもって
小説執筆に夢中になっていた頃、
どうやら、
街のあちこちで
タツマキ。

他の街の方から
どうでした?って
聴かれて
戸惑うばかり。

私の周りの
不幸は
私の知らない内に
密かに
ジンワリと
蝕んでいくようである。

私だけが
生き残る世界、、、、、
それもいいかな。

そんな気持ちが
この世の不幸を引き寄せているのなら
私こそが
鬼の入り口。

鬼門なるものは
私の気が外に出る
通路なのかもしれない。
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