14個の君の物語<短編集>

ズボンを穿きパーカーを羽織って一階に降りる

「……寝過ぎた。」

時計を見ればもう4時手前
あいつを寝ぼけ半分で見送ったのは10時位だった

なぁーう、なぁー

「ん、どうした?腹減った?」

クロを撫でれば気持ちよさそうに喉を鳴らす

「まぁ顔洗うか…」

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