Ther is near...Love
その後、何度も蹴られたりして、彼女らは教室を後にした…。





ハァ…またか。
痛いなぁ…。




悲しいのか分からないけど、涙が出てきた。




ホントはみんなと仲良くしたいのに、いつも上手くいかない。





数分して、私も教室を後にした。
玄関に向かっていると、後ろから声を掛けられた。





「妃奈!!今帰るの?…ってどうしたの!?」



柴悠だった。




私は涙を止めていたのに、また溢れてきてしまった。




「大丈夫…何でもないよ。」



必死に声を出した。



「全然大丈夫じゃないじゃん…何があったの?俺に話してみて?」




私は柴悠の優しさに、泣いてしまい今あった事を話した…。












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