色彩― シキサイ ―
てくてく駅への道のりを縮めていく。
真冬の夜は、いつもより不気味に感じる。
…というのは田舎の考えで、流石は都会
色とりどりの鮮やかなライトが照らされていて、夜なのに明るかった。
まるで…私とは正反対。
真っ黒に染まりきってしまった私の心。
何だか気分が悪くなり、私は裏路地を通り、駅に向かう事にした。
今覚えば、それがいけなかったのかもしれない。
そう、悪いのはアイツらじゃなかった。
すべて、私が悪かった…。
真冬の夜は、いつもより不気味に感じる。
…というのは田舎の考えで、流石は都会
色とりどりの鮮やかなライトが照らされていて、夜なのに明るかった。
まるで…私とは正反対。
真っ黒に染まりきってしまった私の心。
何だか気分が悪くなり、私は裏路地を通り、駅に向かう事にした。
今覚えば、それがいけなかったのかもしれない。
そう、悪いのはアイツらじゃなかった。
すべて、私が悪かった…。