桜の木の下で【短編】
告白

僕は桜の木の下で彼女に対する想いを告げた。


彼女は、ただうなずくだけで、僕は彼女の 肩にそっと腕をまわした。

一瞬
彼女はためらったが
次の瞬間、互いに身をよせ合っていた。

それから夕日が沈むまで語り合い、最後に口づけをした。



彼女との初めての口づけだったが、とても熱く溶けてしまいそうだった。
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