明日があるまで
~颯太side~

やっぱり。
俺は普通の目で見られない。
時には特別な目。
時には偏見な目。
時には・・・。

やっと。普通な目で見られた人がいた。
櫻井優那。
始めてみた時。
あ。この人だ。
そう思った。
隣にいたやつは他と同じ。
特別な目で見てきた。
だから。気分が悪くなった。

で。いま。
そいつのせいで気分が悪く保健室にいたら。
櫻井優那が入ってきた。
顔を見なくても声で分かった。
なぜだろう?
聞いたこともないのに。
すごく安心する・・・。

でも。
あいつは言ってた。
「有名?だから・・・」
どうゆう有名なんだ?
聞きたかったけど。
怖くて聞けなかった。
やっと見つけたのに。
やっぱり・・・みんな同じなのか?

~優那side~
やっぱり。
私、帰ろうかなぁ?
別に身体も大丈夫だし・・・
それよりも・・・
隣に居る朝倉颯太の存在が気になって何もできない。

♪∼
ぁ。メールだ・・・
加奈。

From 橋本加奈
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To 櫻井優那
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件名:帰り
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優那!ごめん。私お母さんに呼ばれて
すぐ帰らないとだめだから。
保健室よれないわ!!
ほんとごめんね?
明日、しんどかったら、学校休んでね!

  ――END―― 

え。そんなぁ・・・
一緒に帰ろうと思ったのに。
まぁ。いいや。
今すぐにここから出たいと言う気持ちのほうが何倍も大きかった。





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