明日があるまで
「大丈夫か・・・?」
「颯太くん。」
上目づかい。かわいい・・・。って何考えてるの!

「本当にごめんなさい!タオル・・・。」

「「ありがとうございます。」」
「でもまぁ。涼しくなったからいいんじゃない?」
「悠司!!・・・まぁそうかもね?」
「ほらっ!優那ちゃんもいつまでもそんな顔してないで加奈みたいに明るく行こうぜ!」
「うん・・・。」

「あのっ。お礼といってはなんですが・・・」
「お礼っ!?」
「おい悠司がっつぎすぎ。」
「で。なんですか?」
「あの。このイベントにいらしたんですよね?」
これは・・・もしかしてっ!?
と加奈と目を合わせる。
「よかったらイルカと触れ合うカップル。」
「やらせてもらえるんですかっ!?」
「加奈・・・。よかったね!!」
「はい。よろしければどうぞ。」

「ぃやったぁ~!!よかったな颯太!」
「あ。あぁ・・・。」
「あ。でもエントリーできるカップル1組なんです。」

~加奈side~

イルカで優奈と2人はしゃいでいたら。
漫画のようにイルカに水をかけられた。
でも、そのおかげで?イルカと触れ合えるカップルやらせてもらえることになったの!
だけど・・・できるのは1組。
ここは。もちろん!颯太と!
って考えてたんだけど・・・
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