片想いデビュー【完】


私は、驚いてその声がした方向に顔を向ける。



そこには、呆れたような顔のイケメンの姿があった。



『ほら、ちょっと着いてきて…』


そう言って私の腕をつかんできたイケメンに心なしか心拍数が上がっていくのを感じた。




…な、何なの?




イケメンは、突然次の駅で降りる。



…なぜか、私も一緒に降りてしまった。





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