片想いデビュー【完】

*運命かもっ!?



*運命かもっ!?



そして次の日。




『千里っ!大丈夫?何でメールしたのに返信してくれないの??心配したでしょ!』



私は、朝っぱらから利沙に説教をくらってしまった。




『だって…携帯こわれてて…昨日新しいの買ったんだもん…』




『は?マジ??携帯壊れたって…何があったわけ?』


利沙は、訝しげに私を見つめる。



『…まぁ、いろいろあって…』



私が誤魔化そうとしても、




『いろいろって?』



鋭い利沙は、私が誤魔化そうとしてることなんてお見通しのようで…さらに問いただしてくる。




…まぁ、利沙になら話してもいいよね?




そう思った私は、昨日の電車の中で起こった出来事を利沙に一部始終話したのだった。





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