片想いデビュー【完】


『何?この悲鳴は?』


私は、耳を押さえながら利沙に尋ねた。




『え?千里知らなかったの??2年の王子、京サマでしょ?』




『は?誰それ??』




そう言った私を利沙は心底残念そうに見つめる。




『まぁ、千里は、好きになった人にしか興味もたないしね〜』




『あはは、まぁね〜』




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