チッサイ、オッサン
完全に目を回して意識がぶっ飛んでいる。


「とりあえず敵を討つ絶好のチャンス……!でも俺にできる攻撃は一体なんだ!?」


オッサンが目を覚ますまで、あまり時間がないから悩んでなんかいられない。


しかし……。


「箱に閉じ込めるにしても、窓から捨てるにしても……、触りたくない……」


短い時間で恐ろしいほど葛藤する俺。


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