歌姫はギタリストに恋をする゚*。
その後の打ち合わせは、

全然頭に入ってこなかった…







ーーー
ーー


夜10:00


長い打ち合わせが終了。


私は、慶の車で自宅に向かっていた…





「…最悪」

「なにが?」

「慶も聞いたでしょ?ツアーの初日の二日目には、あの大嫌いなやつがゲストで来るんだよ…」


助手席から、運転する慶の肩に、へなへなと寄りかかる。




「なんだ…そんなこと」

「”なんだ“って…」


なんか素っ気ない…





「…あんまり気にすんな。あくまでも、仕事なんだから」
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