歌姫はギタリストに恋をする゚*。
「彩良」

「!」


すると、私の楽屋の前に慶の姿が。

私は紅に一言声をかけたあと、慶の元に駆け寄り、二人で楽屋に入った。





「どこ行ってたの?」

「ん?色んな人に祝福されて、なかなか戻ってこれなかった(汗)」

「はは、そっか」


私は冷蔵庫からコーヒーを出して、慶に差し出した。




「…びっくりした?」




私からコーヒーを受け取りながら、意地悪な顔をして笑う慶。
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