小さなラブレター。
急に見せた素顔。
いつも以上にかっこよくて、胸がキュンッて音をたてた。
「千花…って、呼んでいい?」
「う、うん。」
「じゃあ、千花。俺のことも廣斗って呼んで?」
「っ!!わ、わかったから…ちょっと、待って…は、恥ずかし…」
「千花。」
「うっ…ひ、ひろくん。」
「っ!!…それ、反則。」
ラブレターから始まった小さな恋。
君を好きになって良かった。
これから2人で、いろんな思い出をつくろう。
「ったく…俺に感謝しろよな。」