小さなラブレター。
最近、月島と少しずつ話すようになった。
話すようになってわかったことは、すごい恥ずかしがり屋で、素直で、ちょっと天然だということ。
挨拶をしただけで、あたふたする。
それでもちゃんと挨拶を返してくれる。
「あいつら、本当に元気だよな…」
涼と塚越を見て、溜め息のように言った後、
「うん…でも、楽しそうでいいよね。」
と、月島は笑って言った。
その時の笑顔が、純粋に可愛いと思った。
「…月島さ、いつもそうやって笑ってた方がいいぞ。」
そう言えば、大きな瞳をさらに大きく見開いて、顔を赤くして、恥ずかしそうに目を伏せた。
可愛い…と、また思った。