経験なくっちゃダメですか!?
「じゃ、私は純情な女子高生で、坂下君は女たらしの男の子なわけ?」
「そんなとこ」
「でも、坂下君、女の子と経験とかないんでしょ。手馴れたかんじでできるわけ?ちょっと設定にムリないの」
「女の子とはないけど、彼氏はいるし。
吉本さんをリードしてエッチっぽいシーンとる自信はあるな」
「ふーん。言われてみれば、なんか坂下君、色っぽいかんじする」
「キャリアの差だね」
「言ってくれるよ」
「あ、撮影、今日じゃだめだ。
ね、後ろの髪、もう少し切って、ちょっとカラーしてもいい?」
「なんで?」
「映画の女の子役の子さ、3年の沢泉さんがするんだけど、吉本さんを後ろとか横から撮ったら沢泉さんと同じ人に見えるようにしたいんだよね。髪の長さと色がちょっと違うからさ。」
「別にいいけど、お金ないよ」
「大丈夫、うち姉ちゃん、美容師の卵で、練習でいくらでもやってくれるから」
「じゃ、全然いいよ。ただで切ってくれるならラッキーってかんじだよ」
「そんなとこ」
「でも、坂下君、女の子と経験とかないんでしょ。手馴れたかんじでできるわけ?ちょっと設定にムリないの」
「女の子とはないけど、彼氏はいるし。
吉本さんをリードしてエッチっぽいシーンとる自信はあるな」
「ふーん。言われてみれば、なんか坂下君、色っぽいかんじする」
「キャリアの差だね」
「言ってくれるよ」
「あ、撮影、今日じゃだめだ。
ね、後ろの髪、もう少し切って、ちょっとカラーしてもいい?」
「なんで?」
「映画の女の子役の子さ、3年の沢泉さんがするんだけど、吉本さんを後ろとか横から撮ったら沢泉さんと同じ人に見えるようにしたいんだよね。髪の長さと色がちょっと違うからさ。」
「別にいいけど、お金ないよ」
「大丈夫、うち姉ちゃん、美容師の卵で、練習でいくらでもやってくれるから」
「じゃ、全然いいよ。ただで切ってくれるならラッキーってかんじだよ」