経験なくっちゃダメですか!?
「お安い御用だよ。じゃ、ちょっとそこの机に座ってよ」

「こう?」

「OK。」

坂下君の左手が私の髪の間にはいって頭を抱く。

右手は頬に置いて、そのまま唇が近づいてくる。

私の唇の横にキス。

キスしたり離したり。

左手が背中に下りてくる。

「うわー、坂下君、すごい!慣れてる」

「ふっふっふっ」

「でも、坂下君相手だと全然ドキドキしないわ」

「俺もだよ」





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