桜の約束
先輩の言葉が理解できず
頭を傾げていると
「・・・・あーっ!もうつまり、
佐倉のことが好きだってこと!」
その言葉を聞いた瞬間
あたしの頬に涙が伝った
そんなあたしを見て先輩は
「お前今日泣いてばっか」
と言って、あたしの腕を
ぐいっと引っ張り
力強く抱きしめた
「俺、東京行っちまうし
遠距離になって
なかなか会えないかもしんないけど
お前のこと大切にすっから
俺と・・・・・付き合ってほしい」