恋の味

「颯・・・。」


「ん?」


――――ちゅぅ

――――コロン


真白が、襟元をつかみながらキスと同時に飴を渡す。


また広がるイチゴの味。


「大好き」


「俺も。付き合ってくれますか?」


柄にもなく、そう言うと。


「はいっ!!」


俺の腕の中のキミは、屈託のない顔で笑うんだ。















~FIN~


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