恋の味

「・・・て・・・やて・・・颯ってば!!!」


「ぅお!!んだよ?」


気づけば、目の前には真白の顔のドアップが。


「なんだよじゃないよ!何回も呼んだのに!」


「わ、わりぃ・・・」


でた、ぷくっと右側の頬だけを膨らませる。


俺は、ポンッと真白の頭に右手をのせて笑った。


「悪かったよ。」


そう言うと、顔を真っ赤にする真白。


「で?なんだったんだよ?」


「だ、だから。今日は・・・手を繋いで・・・か、帰りたぃ・・・///」





< 3 / 23 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop