恋の味

次の日の休み時間、事件は起こった。

「なぁなぁ。お前と、藤山って付き合ってんの?」


藤山?


あぁ、真白か・・・。


下の名前でばっかで呼んでるから、一瞬誰の事かわかんなかった。


「いや、付き合ってねぇけど、なんで?」


「ん?この前手ぇ繋いで帰ってた。って聞いたから。」


「////////!!?」


み、見られてたのかっ!?


そ、そうだよな・・・はたから見ればそうだよな・・・。


「顔が、真っ赤ですよぉ~。颯ちゃあん。」


ニヤニヤと笑う。


「う、うるせぇっ/////!!」



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