恋の味

チラリと真白を見ると、珍しく目が合わなかった。


自意識過剰かもしんねぇけど、たまに見ると大概目があってた。


友達と話してる・・・ってわけでもねぇのに。


何見てんだ?


真白の視線をスゥーッと辿ると、そこには。


「柳(やなぎ)?」


学年一の秀才と言われる柳がいた。


しかも心なしか、少し顔が赤くねぇか?


!!


あいつが、好きなのか・・・・?


俺の頭が少しづつフリーズしていく。


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