生きる。
兄。
私には兄と姉がいる。
小学1年生の頃。
姉は14歳上。
高校生で、あまり会う事はなかった。
兄は4歳上。
小学5年生だった。
とても仲が良かったと想う。
兄には悪友がいた。
ある日その人に誘われた。
「近所に大人の読む本が捨ててあるんだ、それを見に行かない?」
確かこんな感じだったと想う。
あの頃の私は「大人の読む本=とてもかっこいい、大人」という認識があった。
好奇心丸出しで、放課後に兄とその場所に行った。
そこにあったのはもちろん大人が読むようなエロ本だった。
私は兄と、意味も分からず読んだ。
想えばこの頃にはそういった知識は付いていたのかもしれない。
突然、兄の友達が言った。
「この漫画に描いてある事、試してみようぜ」
そう言って私を横に寝かせた。
特に何も感じなかった。
怖いとも、嫌だとも。
兄の友達は私の下着を脱がせ、自分の服も脱いだ。
今想えば前戯もなしに入れようとしたのだから当たり前なのだけど、
とても痛くて入らなかった。
いや、半分くらいは入っていただろうか。
実の兄の目の前で。
ともかく、死ぬほど痛かったのだ。
兄の友人には残念だったろうが、そこで止めてもらった。
その日から兄の、私を見る目が変わった。
小学1年生の頃。
姉は14歳上。
高校生で、あまり会う事はなかった。
兄は4歳上。
小学5年生だった。
とても仲が良かったと想う。
兄には悪友がいた。
ある日その人に誘われた。
「近所に大人の読む本が捨ててあるんだ、それを見に行かない?」
確かこんな感じだったと想う。
あの頃の私は「大人の読む本=とてもかっこいい、大人」という認識があった。
好奇心丸出しで、放課後に兄とその場所に行った。
そこにあったのはもちろん大人が読むようなエロ本だった。
私は兄と、意味も分からず読んだ。
想えばこの頃にはそういった知識は付いていたのかもしれない。
突然、兄の友達が言った。
「この漫画に描いてある事、試してみようぜ」
そう言って私を横に寝かせた。
特に何も感じなかった。
怖いとも、嫌だとも。
兄の友達は私の下着を脱がせ、自分の服も脱いだ。
今想えば前戯もなしに入れようとしたのだから当たり前なのだけど、
とても痛くて入らなかった。
いや、半分くらいは入っていただろうか。
実の兄の目の前で。
ともかく、死ぬほど痛かったのだ。
兄の友人には残念だったろうが、そこで止めてもらった。
その日から兄の、私を見る目が変わった。