生きる。
フリースクール。
再び学校に行かなくなった私は、親の紹介でフリースクールに通う事になった。
そこには近所に住んでる仲の良い先輩が通っていた。
先輩の友達ともすぐに仲良くなれた。

そこでは毎日が楽しかった。
午前中は勉強をして、お昼を食べて、午後はトランプや運動をした。

この頃には会食恐怖症も治っていた。

ここで私は、とても大切な友達を3人得た。

一人はNちゃん。
言い忘れていたけどこの頃私は歌が大好きで、歌手になりたいと想っていた。
Nちゃんも歌が大好きで、とても気があった。
今は東京にいるけど、地元に帰ってきた時には会って何時間も話したりする。

もう一人はMちゃん。
この子が私の全てでした。毎日一緒に遊んで、馬鹿みたいな事やって、
本当にソウルメイトというものがあるのなら、きっとこの子なんだろうなと想っていました。
今は遺影の中で笑っています。

最後はY。Mちゃんのお兄さん。
後に書くと想うけど、私の恋人です。

ただ、校長がひどい人だった。
何故か分からないけど、頑張ってたまに学校に行くと怒られた。
「行けるのなら毎日行け」と怒られた。
「卒業生とはもう関わるな」と怒られた。

意味が解らなかった。

校長のおかげで途中でフリースクールにも行かなくなった。

毎日Mちゃんと遊んでいた。

こんな日々が続いたある日、私たちは大きな事件を起こした。
< 8 / 24 >

この作品をシェア

pagetop