白の森
ステラの周りには白い動物たちが集まりだす。彼女を守るかのように、白い大鷲が肩に止まった時、ステラの影が悪魔が羽を広げたように見え、二人は恐怖感を覚えた。

「必ず迎えに来る。ステラさんの説得出来る答えを持って」

「プロポーズしてる見たいだぜ」

「えっ!あっ!そんなつもりじゃなくて…、オレにはお前が必要なんだから」

「分かってるよ。オレも絶対に戻る」

ステラには聞かれないように小さな声で誓い合う。希望は捨てないのが自分たちだから。

強く手を握り合って離れた。
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