白の森
大鹿に連れられスタンが森に入って行くのを姿が見えなくなるまで見送った。

「これで満足か?」

「自分が言ったんじゃない」

「こんなこと言われるなんて思ってみねぇよ」

「やっぱり嘘付くつもりだった」

「誰がんなことするか!」

「その服と同じ服着てた人もいた」

「っ!」

ステラそういうと城に向かって行く。

ステラが頑なだったのがそのせいだとすれば、ますます自分達を助けたのかが解せない。
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