白の森
「じゃあ何で助けたんだ。あのまま、大熊に襲わせておけば良かったじゃないか」

「私はビクトールを助けたの。人は何するかわかんないから。城の中は好きに使って。汚くしなければ良いから」

森に勝手に入ったら命はないと思った方が良いと言ってステラは城の中に入って行った。

「クソッ!」

アッシュはこの場にいることも出来ず、城の中に戻った。スタンと数日過ごした部屋に入りベッドに倒れ込んだ。

「何でこんなことに」

魔物なんて獣だと言って放って置けば良かった。

後悔しても変えられわけもないのに同じ考えが巡る。

「」
< 43 / 130 >

この作品をシェア

pagetop