白の森
ステラは子どものように無邪気に遊んでいる。
空を飛んでいた鳥たちがステラの肩に止まった。髪や頬を啄む鳥達を邪魔にするわけでもなく動物たちと戯れる。

悪魔の様だと思ったはずなのに、逆のモノに見えてしまう。

振り払うようにアッシュは足を森に向けた。

スタンが帰って行った場所から森に入れば、昼間だと言うのに直ぐに薄暗くなる。

道の無い所をがむしゃらに進んで行く。こんな所をステラはどうやって歩いていたのだろうか。
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