白の森
「あの人と約束したから、貴方を助けるの」

「どうしてスタンさんを信用してんだ。あの人だって軍人だぞ」

ステラが軍人に襲われ、信じていないなら何故、スタンは信じて、自分を信じてくれなかったのか疑問が沸いた。

「あの人は優しかったから。それに目がビクトールの目に似てた」

ステラの後ろにビクトールが回りステラの身体に擦り寄る。その目は、戦っているときのものとの違いは分かるが、スタンと何が似ているかは分からなかった。

「行こう」

再度、ステラがアッシュの手を取り歩き始めた。

アッシュはもう抵抗しなかった。スタンがステラと約束を交わしのなら、自分がそれに従わなくては、スタンの約束を違えてしまう。
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