白の森
「お前も肩を…手当しないと」

ステラは言われて肩を見る。血はどんどん白い服を染めていく。

「オレがやるから貸せ」

「いい。後でやる。食事しないと、あっためてくる」
アッシュを避けるようにステラは部屋からでていった。

「まぁ、当然だよな…」

今まで散々、ステラに酷いことを言って来たんだ。彼女はアッシュではなくスタンと約束しているのだから、アッシュを避けても仕方のないことだ
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