白の森
水を持って外に出る。

血の臭いには慣れていたはずなのに、出てきた内蔵を見た瞬間、ダメだった。

アッシュが外にでると動物達が集まってきた。

「レイディアント」

そばに来ていたレイディアントを呼ぶと、ゆっくりと近づいて鼻をアッシュに押し付けて来た。

「オレはティアの役にはたたないんだな」

鼻を撫でてやるとレイディアントは嬉しそうに低く鳴いた。
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