ヒキコモリンコ

あの数をまさか一人で食う訳じゃないよな……

そんな事を考えつつも、俺は気付かれる前に店を出ようとレジに向かった。

ポテチが欲しかったが、諦めよう。

しかし……


「あら、小森さんのお孫さん?」


ジ・エンド


「はぃ……そうです。」


直美さんのその純粋な笑顔のせいで、俺は一緒に店を出ざるを得なくなった……。
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