ヒキコモリンコ
【触れる怖さと温かさ】

閉じこもってから、ずっと否定的に生きてきた。

こんなに優しい太陽の光さえも、敵であるような気がしていた。


何も出来ない俺。
才能もない俺。

生きてる意味なんて、考えようともしなかった俺。


暗い世界ばかりを見ていた俺だけど、

なんだか少しだけ
光に照らされてみたいって、そう思った。
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